男性の厄年、とくに大厄である42歳(数え年で)は、男性もそれまでの若さや体力・活力が大きく減退し、いわゆる成人病と呼ばれる大きな病気にかかるリスクが大きくあがる年齢でもあります。
そんな男性の厄年、とくに大厄に気をつけていきたい病気についてお伝えします
がんや心筋梗塞、糖尿病などいわゆる成人病・生活習慣病が露見してくる年齢に
早い人で30代から、そして男性の大厄がある40代、そして50代とそれまでの青年・若者から、いわゆる男性の壮年期は仕事での立場や役割も高く大きくなる一方、お伝えしたように大病、とくに成人病や生活習慣病が発症するリスクも高まる年齢層になります。
その大厄のある40代の大きな病気として
【三大成人病】
- がん
- 心疾患(心筋梗塞など)
- 脳血管疾患(脳卒中など)
これらに
- 高血圧症
- 糖尿病
- 肝疾患(肝硬変)
- 腎疾患(慢性腎不全)
を加えて『七大生活習慣病』と言われるものが、大厄を迎える男性の人生に影を落とし始めます。
またこれらの他に生活習慣病として
- 肥満
- 脂質異常症(高コレステロール)
なども加わり、大病を冒すリスクが増えるため、会社や仕事先の職場などで健康診断に加え、メタボ診断や大腸検査など40代に入ると多くの成人病予防のための診断などが行われます。
それだけ、この年代が大病に冒され始める年齢層でもあり、厄年という考え方にも、この辺りの年代が合致するため、古くから厄年の頃に厄除けや厄祓いを、という風習があるのは頷けるところです。
厄除け・厄祓いは健康維持や節度ある生活への機会としても
上記のような成人病などは多くの人が知るところであり、気をつけるべきであることは熟知しています。
ただ、それをきちんと生活を律して、健康維持や規則正しい節度ある生活を送れているかと言えば、なかなか普段の生活や悪い習慣を替えられないのも人間です。
そういう意味で厄年ということ、また厄除けや厄祓いを受けることで、気持ちを切り替え、普段の生活を見直したり、健康により関心をもって過ごすようにするだけでも、その人の人生を大きく変える機会になるかもしれません。
人間は気持ちの生き物、感情の生き物です。
厄年をそういった形で気持ちや悪い習慣の切り替えに利用するのも、厄年という考え方を作った先人たちの知恵なのかもしれませんね。
【本サイト】
今年2021年(令和3年)の厄年について(女性男性早見表・年齢・いつ・過ごし方など)|厄年・厄除け厄祓いドットコム