日本人の多くの人が気になる厄年。
その厄年でみなさんが気になるのが、厄年が何歳なのか?ということだと思います。
じつは厄年はみなさんが日常で使っている年齢(満年齢=誕生日で1歳年をとるという考え方)で数えるのではありません。
古くからこの日本であった
数え年
という数え方で厄年は年齢をカウントします。
数え年は1月1日に年をとる、という考え方
厄年は数え年で数える
このことが自分が厄年かどうかを調べる際に、みなさんが混同するポイントです。
満年齢ではなく数え年で数えるから、よりわかりにくくなっているのです。
数え年とは、
・産まれた時にすでに「1歳」である
・年が明けて1月1日に年をとる
という年齢のとり方の考えです。
じつは日本では、今の満年齢よりもこの数え年の方がずっと長い間一般的でした。
上記を見てわかるように、1月1日に年をとるのは、日本国民全員が一斉に年をとったのです。
国民全員が一斉に年をとるので、ある意味とても分かりやすく、厄年の対象年齢の人はみな一斉に厄年となったのです。
※本サイト「厄年・厄除け厄祓いドットコム」には、自分が厄年かどうかを自動で計算してくれる便利なページがあります。もちろん数え年でちゃんとカウント。今厄年なのか、いつ厄年になるのかも見ることができます。
数え年の名残が神社・お寺での厄除け・厄祓いでも
以前同ブログでお伝えした「厄除け・厄祓いっていつから?」でもお伝えしましたが、
この「厄年は数え年で」という考え方の名残りで、
神社・お寺での厄除け・厄祓いも年が明けて1月1日から
その年の厄年の方向けに、厄除祈願祭が行われたり、新しい年の厄年対象者向けに厄除け・厄祓いの案内などが始められます。
厄年をはじめとした日本伝統の行事などでは、今なお数え年での考え方が色濃く残っているものも多くあり、この厄年・厄除け・厄祓いはその最たるものの一つです。
厄除け・厄祓いをしてもらおうと思ってて、よくこの数え年であることを知らず、「本厄過ぎてしまっていた!」ということがよくありますので、上記で紹介した「厄年 自動計算ページ」などを活用して、自分が厄年かどうかをしっかりチェックしておきましょう。
【本サイト】
今年2021年(令和3年)の厄年について(女性男性早見表・年齢・いつ・過ごし方など)|厄年・厄除け厄祓いドットコム