厄年・厄除け厄祓いドットコム
2024年11月10日 更新
旧暦で数えると、立春からその次の立春までが1年と考えられています。
2月3日の次の日は立春です。なので、2月3日という中途半端に思える日が節分の日になっています。
※最近は暦の都合上2月4日が節分になる年もあります。
節分は悪い邪気を追い払い、年神様と呼ばれる新年の神様を迎える為に行われます。
厄年の人も、節分までに厄祓いを行い、厄年の人と同時に、家まで厄除けをしておこうという意味が込められています。家庭に厄年の人がいる場合は節分までに厄祓いに行くとよいでしょう。
また日本全国多くの神社・お寺で境内に特設の舞台会場を作り、そこから豆をまいたり、お餅などをまいたりする『節分祭』を行います。
神職の方や、お寺の住職の方とともに相撲の力士や芸能人が裃を身につけ、舞台から豆まきをしているシーンが毎年節分の日になるとTVなどでやっていますよね。あれが神社・お寺で行われる節分祭です。
TVドラマに出てる俳優さんや大物演歌歌手、戦隊物・仮面ライダー系の出演者、お相撲さん、プロレスラーなどの有名人が各所神社・お寺にくることもあり、そういった神社・お寺の節分祭は境内が大変混み合います。
同じように舞台会場から豆をまく行事も神社とお寺では呼び方が異なります。
神社では節分祭(せつぶんさい)、
お寺では節分会(せつぶんえ)と呼ばれます。
節分祭で「厄除祈祷祭」も行われるところも多くありますので、厄年の方で節分祭に参加されるのもいいでしょう。
「年男」「年女」とはその年にちょうど干支を迎える年齢の男女、節分祭のとき年男・年女の方は本殿での祈祷後、神職・住職の方、有名人とともに節分祭の舞台壇上に上がって豆まきを行える神社やお寺も多くあります。
この年男・年女は満年齢で数えるため、男性で24歳・女性36歳(ともに満年齢)を迎える方は、厄年本厄男性25歳・女性37歳(こちらはともに数え年)にも重なるため、年男・年女としても節分祭に参加して厄を祓ってもらう人もいます。
※男女ともに満年齢60歳(数えで61歳)の方も、年男・年女であり、また厄年本厄でもあり、そして還暦でもあるため、節分祭に参加する方も多くいます。
節分祭と一緒に厄除け祈願祭なども一緒にやる神社やお寺などでは、また年男・年女でなく他の年齢の厄年の方も節分祭に参加できるところもあります。
ただし、この豆まきの年男・年女、一般の方の申し込みは多くのところが事前の申し込みが必要です。
またこの壇上での豆まきは大変人気があるので、やりたいという方は早めに神社・お寺に確認をして申し込みをするようにしましょう。
「福は内、鬼は外」というかけ声で、福豆と呼ばれる炒り大豆を撒いて、年齢の数もしくはそれより1つ多くの豆を食べることで、厄除けが出来るそうです。
他には、地域によって異なります が、柊鰯が邪気除けの為に飾られたり、餅や豆と同時に厄を撒き、他の人に拾ってもらうことで厄を分担してもらうという風習がある地域もあります。
節分には、「旧年の厄災を負って払い捨てられる」という意味が込められているため、撒いた豆から芽が出ては都合が悪いので炒り大豆が用いられます。一般的に、炒り大豆は、お祓いを行ったものを使用します。豆を神棚に供えてから使用する地域もあるそうです。
厄年に関するアンケートを行っています。回答していただくとすぐに回答結果が表示され、みなさんの厄年への関心度合いを見ることができます。